2018年のゴールデンウィークも終わり、落ち着きを取り戻した清里高原ですが・・・その後の降り続く雨で、気温すらも落ち着き過ぎて、冬に戻ったかのようです。関東の山々や、奥日光では雪が降ったとの報道もされていましたし、ストーブを片付けるのはもう少し待とうと強く決意した今朝でした。笑
さて、ここ八ヶ岳南麓でも厳しい冬を越え春になると、様々な植物や生き物たちが目を覚ますようになり、また一年、自然の中で色々な出会いを楽しませてくれるようになります。同様に、牧場にいる愛らしい動物たちにもふれあえる、心も温まる季節となります。
今回は、そんな季節を迎えた山梨県立「まきば公園」から、癒しの風景をお届けします。
まきば公園はこんなところ
まきば公園は、以前にも当ブログ「賢者の森」で雪の風景をお届けした際にも少し紹介させていただきましたが、八ヶ岳南麓の山梨県北杜市大泉町に広がる「県立八ヶ岳牧場」の一部を開放してつくられた、“ 雄大な自然と広大な緑の牧草地の中で動物とのふれあいが出来る公園 ” です。
県立八ヶ岳牧場の風景は、当ブログでも度々登場しており投稿記事「ヤマナシ」や「初日の出2018」でもご覧いただけますが、「動画版(YouTube)賢者の森」
【代わりに山いってきました/賢者の森】#0_八ヶ岳牧場と賢者の森[山梨]
でご覧いただけます。
まきば公園も、上記動画の後半2分過ぎくらいに右奥に見えていたりします。
まきば公園の中心である「まきばの館」の標高は、すぐそばに立てられている道路標識から1420mを少し越えるくらいです。まきばの館には、レストラン、コミュニティホール、売店などがあり、シーズンにはとても多くの人で賑わっています。
レストランでは、山梨県特産の畜産物を素材にした料理で山梨の味を満喫していただくことができます。
コミュニティーホールでは、畜産物の生産から流通・消費までを知っていただくことができ、情報発信の場となっています。
また、まきばの館に隣接している「JA梨北・農畜産物消費拡大推進協議会テント」では山梨県産農畜産物の販売なども行なわれています。
まきば公園へのアクセスと駐車場
マイカーで
まきば公園の場所は「八ヶ岳高原ライン(※1)」という道路に隣接しており、
清里側から来れば、清里駅から県道11号線で八ヶ岳に向かって北上し「美ヶ森」交差点の信号を左折する約4.9kmの道のり
大泉側から来れば、大泉駅から県道28号線で八ヶ岳に向かって北上し「天女山」交差点の信号を右折する約3.6kmの道のり
になります。
※1)正式名称:山梨県道・長野県道11号北杜富士見線(やまなしけんどう・ながのけんどう11ごう ほくとふじみせん)は、山梨県北杜市の国道141号清里交差点を起点として八ヶ岳南麓を通過して中央道小淵沢インターを経由し、長野県諏訪郡富士見町の国道20号下蔦木交差点に至る県道(主要地方道)です。
「八ヶ岳高原ライン」は、北杜市高根町清里(国道141号交点) ~ 北杜市小淵沢町甲六橋(長野県境)の山梨県道路を指す愛称名です。
清里・大泉ともに高速道路の最寄は、中央自動車道「長坂IC」になります。
公共交通機関で
JR小海線「清里駅」か「大泉駅」で下車です。しかし、下記記載の理由から、予定の無い限りは「清里駅」での下車をおすすめします。
清里駅・大泉駅からはともに期間限定(※2)で運行している「清里ピクニックバス」という公共交通機関で行くことができます。清里ピクニックバスには、地域によっていくつかのルートがありますが、どのルートもバス停「清里駅」を起点・終点としていて、一日に4便の運行をしています。
※2)2018年の運行は4月13日(金)から11月4日(日)までの予定です。
清里駅からは、バス停「清里駅」で「大泉周遊ルート」のバスに乗車し「まきば公園」で下車、所要時間は約10分です。
大泉駅からは、バス停「パノラマの湯・大泉駅入口」で乗車し(このバス停には「大泉周遊ルート」のバスしか停まりません)「まきば公園」で下車するのですが、バスが一方方向にしか周っていない都合上、必ず一旦、終点の「清里駅」へ向かうことになります。清里駅までの所要時間は約17分。その後、次の便の出発までしばらくお待ちください。
時間の都合が合わない場合は、上記の最寄駅からタクシーでも行けます。
駐車場
■まきば館(臨時駐車場含む)
普通車148台 大型バス4台
■大駐車場
普通車340台 大型バス8台
※駐車料金無料
まきば公園の ゆかいな仲間たち フォトギャラリー
大変お待たせしました。ここからは、まきば公園で出会える愛らしい動物たちの癒し風景を、どうぞごゆっくりお楽しみください。
こちらは、気持ちよさそうに寝ているヤギさんです。名前は「チョコ」さんです。
こちらは気持ちよさそうに眠っているヒツジさんです。
ちなみに顔と四肢が黒いこのヒツジは「サイフォーク種」という、イギリス・サフォーク州原産のヒツジです。日本へは戦後に導入され、近年は日本最多の登録数を占める最もポピュラーな品種です。
そ・・そこに隠れているのは誰っ!!?
羊「あくまでヒツジです~」
いつの間にか昼寝している「黒ヒツジ」が増殖。
こちらは「ポニー広場」。ポニーたちが、ゆったりのんびりと食事をしており、見ているだけでも本当に癒されます。
人なつっこいポニーさんなので、たまに寄ってきてくれます。
どの子も、とても優しい目をしています。
県立まきば公園からの癒しの風景はいかがだったでしょうか。大自然の中、愛らしい動物たちとふれあえるこの場所は、お子様の心にもきっと、自然の素晴らしさと素敵な思い出をつくってくれることと思います。