薔薇の回廊 ~山梨県立フラワーセンター ハイジの村~

2018年、奄美地方では5月7日に、沖縄では5月8日に梅雨入りが発表されました。

その後、5月28日には九州北部と四国で梅雨入りとなり、九州北部と四国の梅雨入りは平年より8日早く、昨年より23日も早いものとなりました。

そして、6月5日に梅雨入りした中国地方に続き、6日(水)は、近畿、東海、関東甲信も梅雨入りする可能性が高くなっているとのことです。(→6日梅雨入りしました)

梅雨の期間は約40日~50日と言われています。ここ八ヶ岳南麓の地も、いよいよ長雨の季節に突入します。

季節毎に咲く花はいろいろありますが、この季節に見ごろを迎える花のひとつとして「バラ(薔薇)」があります。今回は、そんなバラの風景を、ここ山梨県北杜市にある「山梨県立フラワーセンター ハイジの村」からお届けしたいと思います。

「山梨県立フラワーセンター ハイジの村」とは

「山梨県立フラワーセンター ハイジの村」とは、1974年に放映されたテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」のテーマパークです。

「アルプスの少女ハイジ」はスイスの作家「ヨハンナ・シュピリ」の小説を原作として、高畑勲氏、宮崎駿氏、小田部羊一氏など若き日の巨匠たちが集結し1年もの海外現地調査などを経てつくられました。スイスの風景や暮らしぶり、キャラクターの心の動きが丁寧に描かれ、今なお多くの人々に愛されているアニメーション作品です。

そんなスイスの街並みを想わせる園内には、チューリップ、ジャーマンアイリス、バラ、ラベンダー、ひまわりなど季節の花々が彩り、ホームページでも「花と幸せのテーマビレッジ」と銘打たれています。また、夏と冬はイルミネーションや花火を楽しむイベントも開催され、温泉や食事、宿泊からブライダルまで施設は充実しています。

「ハイジの村」のある明野町は秩父山地「茅ヶ岳(かやがたけ)」の麓に位置し、日照時間日本一としても知られています。標高800m付近に広がる高台のロケーションは「八ヶ岳」「南アルプス」などに抜群の展望を誇り、「スイス アルプス」とまではいかなくても、北杜市が誇る山の雰囲気を充分に楽しめるかと思います。

「ハイジの村」へのアクセス

【電車とバスで】(※1)

JR中央線「韮崎駅」から、山梨橋北交通株式会社の「茅ヶ岳みずがき田園バス・韮崎瑞牆線」に乗り「ハイジの村」で下車。

・運賃:大人620円 / 小人310円

※1)運行期間について
茅ヶ岳みずがき田園バスは、季節運転となっています。毎年、4月第一土曜日から11月23日までの期間限定となりますので、お間違えのないようご利用ください。運行期間(カレンダー)、運行時刻は、山梨橋北交通株式会社のホームページに掲載されていますので、詳細はそちらをご覧ください。

【車かタクシーで】(※2)

中央自動車道韮崎I.C.から車で約15分。

中央自動車道須玉I.C.から車で約10分。

JR中央線「韮崎駅」からタクシーで約20分。

※2)「ハイジの村」は「茅ヶ岳広域農道」に隣接しています。

「ハイジの村」の入園料

【高校生以上】 

510円(個人) 420円(団体)

【中学生および小学生】 

250円(個人) 200円(団体)

【年間パスポート】

高校生以上    :5100円

中学生および小学生:2500円

※表示金額は税込料金です。

※団体割引は20名様より。

◆次の方は無料です◆

・障害者およびその介護者

・土曜日に利用する小・中・高校等の児童、生徒、小学生未満のお子様

※なお、該当する方は証明できるもの(保険証、免許証、障害者手帳など)の提示が必要です。

「ハイジの村」の営業時間

【開園時間】

・9時~18時

(4月1日~7月31日 / 8月27日~11月30日)

・9時~21時

(8月1日~8月26日 / 12月1日~12月31日)

・9時~17時

(1月1日~3月31日)

【休園日】

1月~3月末までの火曜(火曜日が祝日の場合開園)

「ハイジの村」の住所とお問い合わせ先

【住所】

〒408-0201

山梨県北杜市明野町浅尾2471

山梨県立フラワーセンター ハイジの村

【お問い合わせ】

TEL:0551-25-4700

FAX:0551-20-2122

MAIL:mail@haiji-no-mura.com

薔薇の回廊*ハイジの村・バラのフォトギャラリー

それでは、ここからは「山梨県立フラワーセンター ハイジの村」で見ごろを迎えているバラの風景をご覧いただきたいと思います。

ちなみにここは、最初にもご紹介させていただいたようにスイスの街並みを思わせる「アルプスの少女ハイジ」のテーマパークですが、上品で優雅な香りと華麗で豪華なバラの花の風景は、場所によってはどこか「スイス」というよりも「イングリッシュ」ガーデンをイメージさせてくれます。

まさに、お茶を飲みながら眺めるにはぴったり!の風景かと思いますので、今回もどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。

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