幻の山栗

山では9月頃から徐々に、「山の栗」が実っているのが見られるようになってきます。

これを「ヤマグリ(山栗)」または「シバグリ(柴栗)」と呼び、古くは縄文時代から人々に親しまれてきました。先日、山でこれを採ってきましたので、今回はその様子と、美味しく茹であがった栗をお伝えし、、、

たかったのですが・・・。

その様子を写真にまったく撮ることなく、栗を採るのに夢中でになってしまい、あまりに食べるのが楽しみだったので、帰って速攻で茹でて食べてしまったことで再びその様子を写真に撮ることなく、

幻と消えました。orz

ブログに載せられる素晴らしい話題だったことに気付いた時には、美味しく食べ終わった後で、すでに遅しでした。

そんなわけで、今回は過去に撮った栗の写真で、山栗がどんなものかを想像していただけると嬉しいです。

これは、過去の投稿記事「あの日のカエル」でも使わせていただいた写真ですが、手前に栗が落ちているのがわかると思います。誰かの所有地の木でない山栗なら普通に採ることはできますし、このように道に面した木なら普通に道で拾えて幸せだったりします。

山栗は、栽培されている栗と比べてとても小さいです。しかし皮は普通の栗そのもので、茹で時間は中火で30分ほど、その小ささから皮をむくのは少し大変です。味は、ほんのり優しい甘さと深い味わいで、これこそ山栗本来の美味しさなんだと思います。

今回、別の意味で「幻の山栗」になってしまいましたが、その季節ごとの山の恵みを味わえることは、山に住んでるものの楽しみでもあります。これからも、そんな美味しい話題もお届けしていきたいと思っております。

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