清里の森で KURENAI -紅-

美しい自然のひろがる八ヶ岳南麓・清里高原の清里駅からすぐ近くにあり(人によっては遠く感じるかもしれませんが・・・)、JR小海線のラインを境にして北側に広がっている地域は、よりありのままの自然の中で楽しめるようなスポットになっています。

そのひとつが清里高原を代表する観光スポット「清泉寮(せいせんりょう)」です。そして、清泉寮の広大な敷地に隣接するように東側の森の中にあるのが「八ヶ岳公園サイクリングロード」。さらにその東側、山梨県道11号線「八ヶ岳高原ライン」を挟んだ先にひろがっているのが今回ご紹介する「清里の森」と呼ばれている場所です。

清里の森とは

「清里の森(きよさとのもり)」は、八ヶ岳南麓にひろがる県有林約200ヘクタールを県の単独事業として整備した県有林高度活用事業です。

その広大な敷地は、長期滞在型の自然を活かした野趣豊かな別荘地区と、知的・文化的レクリエーション空間のセンター施設地区の2つに分けることが出来ます。

センター施設地区は、

・管理センター棟

・駐車場(収容台数500台)

・テニスコート(人工芝2面、スミコート8面)

・テニスクラブハウス

・森の工房(陶芸館、木工館、コミュニティー館)

・パークゴルフ場

・森の音楽堂(収容人数242名)

・食事とショッピングのお店

・美術館

・芝生広場

等を整備して、別荘居住者や一般来訪者が自由にご利用できるようになっています。

管理センターや芝生広場周辺からは八ヶ岳、富士山、南アルプスと四方に広がる雄大な眺望を楽しむことができます。人とふれあい、自然とふれあい、そして文化に親しむことができます。

「清里の森」の入口には、カラマツ材とワイヤーで造形されたシンボルゲートがあります。交差と空への伸張のさまは、「人と自然のコミュニケーション」と未来への希望を表します。「清里の森」のかおであり象徴であると共に人々の心を非日常的空間へ迎えるタイムトンネルです。

(「清里の森」ホームページより)

あ。あんなところに蜂の巣が。。。

清里の森で KURENAI (紅)

清里の森の魅力はさまざまありますが、日常から少し離れて、のんびりゆったりと自然の美を楽しむような、素朴な幸せを感じられる場所にあるような気がします。

そして、私が考える清里本来の魅力は、そんな美しい自然にあると思っているので、季節の彩りを感じながら散策するも良し、レジャーシートなんかを広げてお茶をしたりお昼寝したり本を読んだりするのも素敵ですし、お子様や家族みんなで美しい空の下で思い切り遊んだり、そんな素朴な幸せをぜひ感じていただけたらいいなと思っております。

個人的に、清里の森は秋が一番好きで、紅葉が本当に美しくなります。また、その頃に徐々に見られるようになる「八ヶ岳ブルー」と呼ばれる清里の誇る美しい空色とのコンビネーションは本当に見事です。

紅葉の季節、通称:赤い橋と呼ばれている「東沢大橋(ひがしざわおおはし)」周辺の川俣川渓谷(かわまたがわけいこく)、清里のお隣「大泉」に存在する紅葉スポット、そして最初にご紹介した清里の「清泉寮」などに人が集中するので、私の様にどうしても人の多いところが苦手な人には、清里の森はとてもおすすめです。

今回はそんな「清里の森」で、美しい秋の色彩と素朴な幸せを、静かに流れる時間とともに感じていただけたら、とても嬉しく思います。

(※注:本っ当に鮮やかなので目がチカチカしないようお気を付けください。笑)

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