土曜の牛の日

2018年7月20日(金)は「土用の丑の日」でした。

みなさまはいかが過ごされましたでしょうか。

テレビや新聞、ネットの記事や話題でも取り上げられていますが、2018年はニホンウナギの稚魚が過去にないほど深刻な不漁に陥っていることから、仕入れ価格が高騰し、鰻専門店でも値上げに踏み切らざるを得ない状況になっています。

日本国内で流通している国産ウナギの99%以上は養殖ですが、実はウナギの養殖には100%天然のシラスウナギを使うそうです。つまり、私たちが食べている養殖ウナギも天然資源に100%依存していると言えます。

近年、シラスウナギの取引価格はキロあたり100万円前後でした。しかし、2018年に入って価格は急上昇を開始し、2月にはキロあたり380万円まで上昇しました。

この価格帯での取引は前例がなく、ここまで高騰するとビジネスとして成り立たないとも言われています。これに伴って築地市場で取引されるウナギの価格も急騰しており、2月はキロあたり4762円と年末との比較で約1.7倍に値上がりしました。

“まさに価格はうなぎ登りの状況だ”

と、うなぎだけに美味い(上手い)こと言うのは「livedoor NEWS」の記事『漁獲量減少から続くウナギの高騰「異常価格」本当の原因は経済に?』から参照させていただきました。

とは言え、うなぎは大変豊富な栄養素を持つことでも有名で、ビタミンA・B1・B2・B6・B12・D・E、DHA、EPA、 ミネラルではカリウムやカルシウムだけでなく鉄、銅、亜鉛など含まれています。

また、うなぎは広く知られているように夏バテ解消の疲労回復の効果が期待できるほか、視力の低下を防いだり、皮膚などを健康に維持する美容効果、脳卒中の予防、口内炎、丈夫な骨の維持、高血圧の予防など、さまざまな効果があります。

もちろん魚類ですからたんぱく質の供給源でもあり、白身魚でありながらその味わいはいかにも脂質が豊富であることがわかりますが、魚油を摂取するにも適した食材です。そのため血中中性脂肪の低下や血栓予防に働き、動脈硬化の予防につながります。

古くから、日本で食されてきたうなぎは理想的な健康食品であると言えます。

「賢者の森」から鰻はお届けできませんが(^-^;)「土曜の牛の日」と題しまして、今年は清里高原にある「山梨県営・八ヶ岳牧場」「キープ協会・清泉寮」ふたつの牧場から、癒しの牛さん動画をお届けさせていただきたいと思います。

昨年も申しましたが、自然の癒しはいつも心に栄養を与えてくれる気がします。ここ八ヶ岳南麓には、そんな栄養がたっぷり含まれています。「身体の健康も心から」ということで・・・

賢者の森では、これからも変わらず、そんな栄養をみなさまにお届けしていけたらと思っております。昨年以上に暑い日が続いていますが、体調を崩されぬよう、どうぞご自愛くださいませ。

【賢者の森+】(参)牛とほのぼの[清里高原で人懐っこい牛に癒される動画]

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