パーシモンフルーツゼリー(柿の果実のゼリー)

むかしむかし・・・と、いうほど昔の話ではありませんが(笑)

講談社の「週刊少年マガジン」で1995年から1999年まで連載されていた漫画に小川悦司氏による「中華一番」「真・中華一番」という作品がありました。

内容は簡単にいうと、天才料理人を母に持つ主人公「劉昴星(リュウ・マオシン)」の成長を描く料理漫画という感じで始まります。

その後、料理人同士の料理勝負などが立て込んでくると様々なキャラクター(料理人)たちが、必殺技を叫びながら料理をしたり、人間界の常識では考えられない調理法などが登場し、バトル漫画の様相を呈していきます。

個人的には、そんな風にして作られた “ 超絶に美味い ” 料理を食べた人のリアクションが、あまりに面白すぎるところが一番印象に残っています。

この「中華一番」のお話に、

“ 「熟れすぎた柿」をペーストにして隠し味として使った「青椒肉絲(チンジャオロースー)」を作り、ヤマ場(試練)を乗り越えた ”

というものがあり、

一見、熟れすぎてしまって使い道のなさそうな柿でも、その瞬間にこそ柿がもつ甘味と旨味が最高に引き出される(らしく)、それは、創意工夫で信じられないくらい美味しく生まれ変わる。そして常識や固定観念にとらわれることなく、そんな創意工夫をもって歴史や伝統(の味)を打ち破っていく姿勢こそが大切。

と、いうような形で締められます。

この話は個人的に「中華一番」にいくつか存在している名場面・名言のひとつで、ビジネスや人の生き方にも大切なことを教えてくれている逸話のような気がします。

今回「賢者の森一番」(?)では、「熟れすぎた柿」をゼリーにしてみました。

ものすごい簡単ではありますが、以下に作り方をご紹介させていただきたいと思います。

作り方

①  ゼラチンを加え十分にふやかす

②  熟れすぎた柿をペーストする

③  普通の柿を角切りにする

④  を合わせる

⑤  砂糖レモンを合わせたものを火にかける

⑥  を入れゼラチンを溶かす

⑦  に少しずつ入れ、かきまぜる

⑧  冷やして固まったらできあがり

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