四国・九州を巡る旅 2日目 第一話「三嶺」

過去、私はゴールデンウィークを利用して、「雪の無い山」を目指して南へ出発し、小さな軽自動車で車中泊をしながら、四国・九州を巡る旅をしてきました。当時、奇跡的に西日本はあたたかな好天に恵まれ、各地であたたかい出会いにも恵まれました。

そんな旅を、数回にわたってお届けいたします。

2日目 第一話

この旅の最初の目的地である「四国山地(しこくさんち)」の「剣山(つるぎさん)」を目指し、当時住んでいた名古屋から出発し、小さな軽自動車で走ることほぼ一日。剣山の登山口に到着し、車中泊にて2日目の朝を迎えたのでした。

2日目の朝は、例の如く、太陽の出る前からの登山開始となりました。

ちなみに、この旅全般でいえることなのですが、当時、私はカメラの予備バッテリーを持ち合わせておらず、宿泊もすべて車中泊でおこなっていたもので充電もできず、故に、カメラの起動は最小限に抑えて行動したのでした。

細かな道中の写真はお届けできませんが、どうぞお楽しみくださいませ。

下記写真ですが、いきなりここは「三嶺(みうね)」という山の頂上です。

三嶺は剣山の登山口である「見ノ越(みのこし)」という峠から標準タイムで約8時間35分、剣山の山頂を越え、さらに続く稜線を越えた先にあります。

三嶺の山頂から南方向を望んでいます。剣山への登山道は、ここから一旦南へ(真っ直ぐ)進み、東へ(写真左方向)続いています。

三嶺の山頂からほぼ東方向を望んでいます。目の前の尾根上に見えている赤い屋根の小屋は「三嶺ヒュッテ」です。剣山への登山道は写真右側の稜線上にあり、やや回り込むように進みます。

ところで、剣山には「祖谷(いや)渓谷」で有名な「祖谷川」の水源があり、この流れに沿うように剣山から三嶺の稜線も連なっています。

また、祖谷川は、「吉野川(よしのがわ)」の中にある有名な渓谷である「大歩危(おおぼけ)」の北端で吉野川に合流します。

当日は、登山口である見ノ越から、剣山を越え、この三嶺までの往復をさせていただいたのですが、登山開始直後~前半は辺りが暗かったのと、その行程の長さから後半に時間的余裕を作るため進むことに集中したので、写真を撮っていませんでした。

駅伝でいうところの「復路(=帰り道)」のスタート地点である三嶺から剣山へ進むようにお届けします。正直この道中は、百回でも千回でも歩きたくなるような素晴らしい風景と道でした。写真自体は多くはありませんが、どうぞごゆっくりお楽しみください。

目の前に見えている山が三嶺になります。

剣山から流れ出る祖谷川は、写真中央、眼下に広がる谷に流れています。中央奥には見ノ越、その右には剣山と次郎岌が見えています。

剣山へと続く稜線。どこまでも続くような山並みが本当にきれいです。

この写真は方角でほぼ南方向を望んでいます。山を巻くように走る道は「ふるさと林道」と呼ばれる道で、こちら側にも駐車場・トイレを備えた「白髪登山口」が存在します。

ここの山は、とにかく道が本当にきれいでした。どこまでも続くような道は、旅をしている満足感がすごく味わえます。

稜線上に続いている登山道を剣山方面へ向かっています。

稜線上に続いている登山道を三嶺方面に向かって振り返った写真です。

四国・九州を巡る旅の2日目第一話でした。

遮るものの少ない、三嶺と剣山を繋ぐ登山道。先ほども申しましたが、千回といわず、一万回でも行きたくなるような素敵な場所です。

次回は、いよいよ「次郎岌(じろうぎゅう)」を経て「剣山(つるぎさん)」山頂までの道中をお届けします。どうぞお楽しみに。

2日目第二話へつづく。

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