長沢鯉のぼり祭り2018

ここ八ヶ岳南麓の北杜市高根町には長沢地区という場所があります。

八ヶ岳を源とする「川俣川(かわまたがわ)」と「大門川(だいもんがわ)」が合流し、「須玉川(すたまがわ)」となる地点の先に位置する地区です。

地形的には、「川俣川渓谷」上流側の切り立つ風景を、そのままマイルドにしたような下流側の風景で、国道は通っているもののその左右は小高い山に挟まれている谷のような場所です。実際、周辺にはかつて山城だった場所が点在しており、戦略的にも重要な場所であったことが伺えます。

前述したように、谷のような場所にあるので吹き抜ける風も心地よく、そんな地形を利用したこの季節だけの風物詩がここにはあります。

それが、長沢の「鯉のぼり」です。

空を泳ぐ鯉のぼりは約450匹にも及び、例年4月上旬から5月中旬まで見ることができます。また毎年5月5日の「こどもの日」には「長沢鯉のぼり祭り」が開催され、地元テレビ局にほぼ毎年必ずニュースの話題で取り上げられていたりします。

長沢鯉のぼり祭り2018

ここでは「長沢鯉のぼり祭り2018」について、現在公開されている情報をもとにご紹介させていただきたいと思います。

開催日時・開催場所・駐車場・問い合わせ先

■日時:2018年5月5日(土)午前10時~

■場所:道の駅 南きよさと 芝生広場(山梨県北杜市高根町長沢760)国道141沿い

■駐車場:普通車316台、大型バス6台

■問い合わせ:長沢鯉のぼり祭り実行委員会事務局

■TEL:0551-47-2303

イベントスケジュール

10:00 ~     開催宣言&諸連絡

10:10 ~ 10:45 ジャンケンゲーム

↑ジャンケンゲームのチャンピオンを決める。こども・おとな

10:50 ~ 11:30 牛乳早飲み競争

↑ストローで牛乳の早飲み競争をする。こども・おとな

(準備ができ次第)  餅つき体験

12:00 ~     開催セレモニー

↑①実行委員長挨拶 ②来賓祝辞 ③来賓紹介

12:20 ~     甲斐の国 小粋よさこい踊り

13:00 ~ 13:00 どろんこ障害物競争

↑コーンを回り、ハードルをとび越えたりくぐったりする。小学生限定

13:30 ~ 14:00 どろんこカヌー競争

↑小学生未満とおとなの2人1組でカヌー競争。

14:00 ~ 14:30 鯉のつかみ取り

↑鯉やマスのつかみ取り。こどもの次におとなもできます。

14:40 ~     閉会式

↑①講評 ②終わりの言葉

15:00 ~     大抽選会

※イベントの時間は前後することがあります。

【出店について】

焼きそば・餅・フランクフルト・唐揚げ・飲み物があります。

まず食券売り場で食券を購入してください。抽選券も販売しています。

※食券等の販売は午後2時まで、食べ物・飲み物との交換は午後2時30分までです。ご注意ください。

【ゲームに参加するには】

放送で参加者を募集しますので、放送を聞いて、指定された場所に集合してください。

【大抽選会について】

商品はステージに並べてあります。参加には抽選券の購入が必要です。

長沢鯉のぼり祭り実行委員会事務局からのお知らせ

棚田の上に鯉のぼりを泳がせてみませんか!

家にある飾らなくなった鯉のぼりを寄贈していただけませんか。

お子様やお孫様、会社などの名前を入れた鯉のぼりを募集しています。(有料)

連絡・お問い合わせは 0551-47-2303(事務局)まで

長沢の鯉のぼりフォトギャラリー

ここは、「道の駅 南きよさと」です。そして、ここから「南八ヶ岳 花の森公園」という場所に行けます。

「南八ヶ岳 花の森公園」は小高い山の上にあります。徒歩(登坂?)でも行けますが、多くの方は「こいのぼり号」というリフトカーを利用されているようです。

「こいのぼり号」は高低差100m、全長180mを、約3分半で登るそうで、まさに、「鯉の滝登り(※1)」ならぬ「鯉の坂登り」。どことなく縁起が良さそうです。

運賃は、往復350円(三歳以下無料)です。

※1)鯉の滝登り(こいのたきのぼり)・・・ “ 黄河上流にある竜門の滝と呼ばれる急流を登りきれた鯉は、化して竜になる ” という中国の伝説に基づいており、目覚ましく立身出世することを意味する。

下から眺める鯉のぼりは本当に空を泳いでいるようで気持ちよさそうです。

躍動する鯉のぼり。二連結は仕様でしょうか・・・?

ちなみに、中央奥の小高い山(台地)の上にある地区が清里になります。

長沢の鯉のぼりはいかがだったでしょうか?お祭り!とはいかなくても、八ヶ岳南麓のきれいな空を気持ちよさそうに泳ぐ無数の鯉のぼりを、のんびりゆったりと眺めるているのも、心が和み、なかなか乙なものです。

長沢の鯉のぼりは5月中旬頃までです。清里方面に立ち寄られた際には、ぜひ一度、見て行かれてはいかがでしょうか?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. たーし より:

    逆光のやついいね!

    • haru より:

      たーし様
      こんにちは。いつもありがとうございます。
      そして、お褒めの御言葉、誠にありがとうございます!個人的になんとなく、水面(みなも)から飛び跳ねた魚のように光り輝く鯉のぼりになりました笑
      実は、、、うちでは今まで一度も本格的な「鯉のぼり」を飾ったことが無いのですが(幼いころ割り箸と紙でつくった鯉のぼりは庭に立てたことあります笑)、「鯉のぼり」は、ブログでもちょっと触れました「鯉の滝登り」ということわざから「子供の健やかな成長と立身出世を願う」親心が込められていると言われており、また、「真鯉=父親、緋鯉=母親、子鯉=子供」に表わされる家族の鯉のぼりは「平和な家族」そのものを表しているとも言われています。たーし様のご家族の皆様や可愛らしいお子様たちにも、今回の「長沢の鯉のぼり」を通じて、私からのそんな願いも一緒に届いてくれたら嬉しいです。
      度々のコメント、誠にありがとうございます。