黄色い橋 白い牙

2018年1月20日は「二十四節気(にじゅうしせっき)」の「大寒(だいかん)」です。二十四節気とは、1年(1太陽年=およそ365.242189日)を「平気法(へいきほう)」あるいは「定気法(ていきほう)」という方法によって24等分し、その分割点を含む日に季節を表す名称を付けたものです。

大寒は「一年で最も寒さが厳しくなるころ」とされており、次はいよいよ「春の初め」とされる「立春(りっしゅん)」となります。

とはいえ、日本海側を中心に全国で大雪を降らせた今季最強の大寒波が過ぎ去り、現在、ここ八ヶ岳南麓でも一気に寒さが緩んだ感があります。本来この時期、街を真っ白にするほどの雪が降ってもおかしくないのですが、今はまだその規模の雪も降っておらず、ほんわかとした少し優しい大寒を迎えております。

八ヶ岳南麓の清里高原を代表する観光スポットである「八ヶ岳高原大橋(通称:黄色い橋)」。ここでは、寒さが厳しい時期だけに見られるものがあります。

黄色い橋の架かる「川俣川渓谷(かわまたがわけいこく)」の切り立った絶壁がつくり上げる造形美。それは「白い牙」のようにも見える大きなツララです。

遠くに見えますが、実際にはかなりの規模であり、見方によっては「シャンデリア」や「白いカーテン」と例えられそうなほど、とても美しく見えます。

「白い牙」は大泉側の崖に出来るので清里側の駐車場などから見ることができます。

※黄色い橋および駐車場などについての詳しい情報は当ブログの投稿記事「八ヶ岳高原大橋」をご覧ください。

今回は、過去の厳冬期の黄色い橋をご覧いただきました。今年はまだこのような風景にはなっていませんが、八ヶ岳の冬は厳しくもあり、とても美しいです。

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