前回の投稿記事で紹介させていただいた、おもしろい形の雲「空飛ぶツイストドーナツ」は、八ヶ岳南麓の今年1月の空でみられたものをお届けいたしました。そして今回紹介するおもしろい形の雲もまた、過去、八ヶ岳南麓の1月の空で見られたものでした。
空に、美味しそうな「パンケーキ」が浮かんでいました。
人によっては、ここから宇宙人が降りてきそうな感じがするかもしれません。
これは、「レンズ雲」と呼ばれる雲で、凸レンズのような特徴的な形からそう名づけられました。別名「吊るし雲」とも呼ばれています。
(上記の名前から、「パンケーキ」というより「UFO」の方が近かったのかなと思うと、何でも食べ物に見えてしまうのは性格でしょうか笑)
レンズ雲とは、山や山脈において、風と地形の影響によって、山頂付近を湿った空気が昇る際に断熱冷却されてできるものをいいます。
傘雲・笠雲などは、山のてっぺんにできるレンズ雲を指す呼び名です。だだ、このように山の頂上から離れた場所でも発生することもあります。
空からの「一期一会」の贈り物。もし、この地に来た際には、ふと空にも気を留めていただけたら、思いがけない出会いがあるかもしれません。