花と氷と平和の輪

ここ、清里高原の「清泉寮(※1)」では、寒い冬の時期だけに、とても美しい「花と氷のリース」が見られます。

※1)清泉寮(せいせんりょう)は、山梨県北杜市清里にある、ロッヂ、コテージ、レストラン、キャンプ場などを有する宿泊研修施設で、当ブログ「賢者の森」でもこれまで何度か登場している八ヶ岳南麓を代表する観光スポットです。

広大な敷地の中には美しい牧草地が広がっていたり、牛をはじめとする愛らしい動物が各所で見られたり、トレッキングコースも整備されていたりして、今では「清里らしい」風景の代表格となっています。

また、清泉寮の濃厚な「ソフトクリーム」や、ヤマネの研究機関「ヤマネミュージアム」などは有名です。

清泉寮の「氷のリース」は、清里の冬の寒さを利用して屋外で水を少しずつ凍らせながら作られる、この季節の風物詩となっています。

「氷のリース」はいくつかありますが、最大のものは下記に紹介する「ジャイアント・アイス・リース」で、直径約240cm/重さ約800kgもあり、白く美しい氷の造形と八ヶ岳ブルーの空、その背後にそびえる山々と富士山が目を楽しませます。

周辺の木々には、小さな「花と氷のリース」がかけられています。今季は大寒波で極寒となっているこの場所にも、その美しく優しい雰囲気は、どこか心が和まされるような、温かみを感じさせてくれます。

本投稿記事の投稿日の前日にあたる2018年2月9日、「第23回オリンピック冬季競技大会(通称:平昌オリンピックまたは平昌五輪)」が、大韓民国江原道平昌郡を中心とする地域で開幕しました。

史上最多92の国・地域から、2925選手のエントリーがされており、閉幕となる2月25日まで、17日間の熱戦が繰り広げられます。

そんな平昌で熱く輝く五つの輪。

「五輪マーク(オリンピックシンボル)」の、五色(左から青・黄・黒・緑・赤)の輪を重ねて連結した形は「ヨーロッパ」「南北アメリカ」「アフリカ」「アジア」「オセアニア」の五大陸と、その相互の結合、連帯を意味しています。

オリンピックは別名「平和の祭典」と呼ばれ、本来、そんな連帯の輪から生まれる「平和」、「アスリート」、それを「支える人々」、祭典を「楽しむこと」に、もっともっとフォーカスされるべきだと思っています。

日本選手はもちろんのこと、ここまですべてを懸けて頑張ってきた選手のみなさまが、この世界最高峰の舞台で、ベストを尽くせるよう心からお祈りします。

みんな、ガンバレ☆

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