ありがとう50th イロトリドリノセカイ

いつもお世話になっております。当ブログ「賢者の森」管理人の haru です。

2017年7月17日、なぜか海の日に開設した山と自然のブログ「賢者の森」。おかげさまで、今回の投稿で50投稿を迎えられました。

生まれて初めてのブログということもあり、右も左も分からないような手探り状態で「まずは50!」と思って始めた一歩一歩がここまで来れたことは、いつもお越しいただき、応援していただいたり温かく見守ってくださるみなさまのおかげだと思っており、心から感謝しております。

今回は、今まで「賢者の森」で扱った投稿の中から「色とりどりの世界」をテーマに、

赤、紫、橙、藍、黄、青、緑

で振り返るようにまとめてみました。

八ヶ岳南麓清里高原を代表する観光名所のひとつ「清泉寮(せいせんりょう)」にある可愛らしい赤い家「ヤツハウス」。秋になると落ち葉の赤い絨毯(じゅうたん)が敷きつめられ、そこだけが美しい赤い世界に染まるような風景をかつて紹介しました。

また、清里の「赤」と言えば、「赤い橋(東沢大橋)」がとても有名です。でも、それはこの先の投稿でご紹介させていただきますので、ぜひこれからの「賢者の森」もお楽しみにお待ちいただけたらと思います。

清里高原の観光名所のひとつ「美し森(うつくしもり)」に揺れるワインレッドは、「我もこう有りたい」という思いから名づけられた「ワレモコウ」。今はまだ小さな50回の歩みですが、いつかこのブログに込めた想いが花となり開くよう育てていきたいです。

高山の風に揺れる淡い紫は、絶滅危惧種の色。年々その個体数を減らしている「マツムシソウ」を八ヶ岳「西岳(にしだけ)」の回で紹介させていただきました。

玉のような蕾から、殻を破るように優しい紫の花を咲かせる「タマアジサイ」。移りゆく季節ごとにさまざまな植物と出会える楽しみがあること、ご紹介させていただきました。

八ヶ岳南麓にはさまざまな希少種が生きています。そんな自然環境を守っていくことも、ここに暮らすものの役目であり、地球全体でいえば人間の役目です。でもそんな活動の一番は「自然が好き」「自然っていいな」と思っていただけることだと思っており、このブログがそんな思いへの架け橋になれたら幸せです。

朝日から伸びる光の道。そして、地平線を染める暖かいオレンジ色の輝きは、山ではわずかな時間しか見られない貴重な風景です。

山で御来光を見るのには、前日から登り始め山小屋で宿泊して翌日の朝を迎えるか、深夜に登り始め日の出の前までに森林限界を越えるかです。「白山(はくさん)」の投稿のときにも紹介させていただきましたが、光の射すこの瞬間は何度経験しても、そっと手を合わせたくなるようなありがたさを感じます。

下りてくる夜の帳(とばり)は美しく幻想的な藍の色。

このブログは、前述したようにすべてのかたに「自然っていいな」と思っていただけること、そして、山や自然が大好きでも、身体的、環境的、いろいろな理由から行けない方が、その場にいるような感覚で楽しんでいただけるものにしていきたいという思いも込めてつくらせていただいています。

これからも、「橙」「藍」のようにわずかな時間にその場所でしか見られない貴重な風景、当たり前にあるけど実はかけがえのない大切なもの、山や自然にまつわるいろいろな価値を切り取ってお届けしていけたらと思います。

清里高原象徴の木「ヤマナシ」。ヤマナシに実る黄色い果実は毎年、幸せな香りを運んでくれます。自然の恵みを楽しむこともまた、自然の中に暮らすものの醍醐味であったりすること、紹介させていただきました。

そして、清里象徴の黄色は、ここにも。巨大なトラス橋「清里高原大橋」の黄色は、それをつくった職人魂の色。通称:黄色い橋と呼ばれ、地元の生活道路として、観光の名所として多くの人に親しまれています。

清里の象徴「ヤマナシ」の木、そして「黄色い橋」、今の清里に至るまでの歴史は、開拓の歴史でもあり、ものすごく厳しい時代を乗り越えてきた先人たちの礎(いしずえ)の上に今の清里があることも紹介させていただきました。そういう人たちに感謝しながら、本来ある清里らしい豊かな自然を大切にしていけたらと思います。

八ヶ岳の美しい空の青は「八ヶ岳ブルー」と呼ばれていて、とくに、秋から春にかけての寒い時期によくみられます。

昔、清里高原は観光地としてものすごい多くの人を集めていた時期がありました。残念ながら私は幼すぎて記憶が断片的にしか残っていないのですが、ここへ来たお客様がよく「空気が美味しい」といっておられた意味が幼心には分からず不思議でなりませんでした。

しかし、大人になり、いろいろな場所を旅したり見聞したりすると、その言葉の意味、その内容の重みがとても分かるようになりました。

そんな清里高原の空に架かる、天駆けるリスの道「アニマルパスウェイ」は、ヤマネやリスに代表される樹上動物を守る、森と命を繋ぐ架け橋であること、人間が自然と共存するひとつのカタチであること、紹介させていただきました。

八ヶ岳南麓の空に広がる澄み切った美しい青、そして、

八ヶ岳南麓の大地に広がる美しい緑は「森の賢者」の住む癒しの場所。このブログも、みなさまにとって、のんびり、ゆったり、ほっこりできる癒しの場所を目指して・・・

これからも、大切なみなさまとともに、歩んでいきたいと思います。

この写真は「賢者の森」の背景で使わせていただいている風景です。この道の先に何があるんだろう、どんな景色が広がってるんだろう、そんな冒険心・探究心を掻き立てるような雰囲気が好きで使わせていただいています。そして、このブログがそんなわくわくした場所でありたいという思いも込めています。

赤、紫、橙、藍、黄、青、緑の7色は日本における「虹の色」と言われています。このブログがみなさまに素朴な幸せをお届けしていける架け橋となるよう、これからも一筆一筆心を込めてつくりあげていきたいと思います。ここまでの50投稿、お支えいただき本当にありがとうございました。

改めて、これからもどうぞ末永くよろしくお願いいたします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする